日本画家・平松礼二‐≪睡蓮≫との邂逅
日本画家の平松礼二画伯は、50歳を過ぎてから自らの個展開催のために初めて訪れたパリでモネの《睡蓮》と出会いました。軽い気持ちで立ち寄ったオランジュリー美術館の楕円形のギャラリーに展示されている《睡蓮》大装飾画に、釘付けになったそうです。
長大な睡蓮シリーズを一堂に見てからは、それまでの印象派画家への認識が一変。巨匠クロード・モネの眼を通して、もう一度、日本を再発見してみたいという思いがあふれ、フランスのジヴェルニー村にあるモネの庭園を頻繁に訪れ、自然が本来持っている華やかさを写し出して睡蓮を描きました。なかでも2011年に描いた《色彩のカルテット -睡蓮》は、ジヴェルニー印象派美術館での初めての個展に出品した記念すべき作品です。
このたび発売の本作は、原画を所蔵するジヴェルニー印象派美術館から正式に許諾を受け、平松画伯本人の監修のもとに承認のサインと落款をいただき、彩美版®で制作しました。
水面を漂う睡蓮があり、四季の移り変わりがあり、過ぎ行く時間があり、水面に映る雲がある...。それらすべての事象を前に、平松礼二画伯が自問自答しつつ、モネの庭の由緒ある睡蓮を描いた逸品を、ぜひお手元でお楽しみください。
監 修 平松 礼二
解 説 平松 礼二
原画所蔵 ジヴェルニー印象派美術館
技 法 彩美版® シルクスクリーン併用
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