東山魁夷、秋の名作
華やかな黄葉もやがて腐葉土になり、冬を越し、春の芽吹きを生み出す力になります。華麗な輝きを描きながら、自然の生命の循環という厳粛なテーマがこの作品には潜んでいます。自らの生命の燃焼も意識しつつ、「行く秋は淋しいと誰が言ったのか」と語る魁夷の静かな気迫もこの絵からは感じられます。(作品解説書より抜粋)
解説:松本猛(美術評論家、長野県立美術館 東山魁夷館元館長)
監修:東山すみ
原画所蔵:長野県立美術館 東山魁夷館
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