力強く、あたたかい、命の根源
群青を主体とした「月華厳島」という名作がある。平山郁夫先生には必ずと言っていい程、もう一点対になる作品が存在する。その作品が「光燿厳島」である。人は「赤」ん坊として生を受け、「青」年へと成長していく。宇宙を見据えた群青の世界から、赤は被爆体験から得た死の世界であり、緑はそれを力強く乗り越えていった生の世界である。先生の人生の中で、生死の狭間を乗り越えて生き抜いてきたエネルギーを秘めた、「光燿厳島」こそが先生の中で最も高く評価される作品である。(作品解説より編集)
監 修 公益財団法人平山郁夫シルクロード美術館
解 説 宮廻正明(東京藝術大学名誉教授、日本美術院業務執行理事)
原画所蔵 株式会社ロイヤルホテル(株式会社リーガロイヤルホテル広島寄託)
彩美版®シルクスクリーン手刷り 一部本金泥使用
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